


唾を付ける(読み)ツバヲツケル
他人にとられないように、また自分のものであることを明確にするために、前もって声をかけたり手段を講じたりする。 「先に-・けておく」
大辞林 第3版
どうして、友人Hは よだれをじゃがアリゴに垂らしてしまったのか?
私はこう推測した。
友人Hは、【じゃがアリゴのあまりの旨さに感動し、 隣人に分け与えたくない境地まで至った結果、じゃがアリゴに唾をつけた】
そうだ!絶対そうだ。
大胆によだれを垂らし、「このじゃがアリゴは僕のモノだ!誰にも渡さない!という牽制をしたのだ。
その場にいた他2人の友人もHの唾液がじゃがアリゴに混ぜ込まれた様子をしっかり目撃している。(聞き込み済み)
しかし、かたくなに『じゃがアリゴ』が美味しいことを認めない友人H。
ミステリー
とくに美味しくないと言いのけてしまう彼が、どうしてじゃがアリゴに涎を垂らし、唾をつけたのか?
『美味しかったから、誰にも渡したくなくて涎を垂らした』と自白してしまえばラクなのに、頑固に『別に旨くない』という彼には何か特別な事情があるはずだ。
真相をさぐるため、友人Hに直接聞いてみた。
私― 『なぜ、あなたはじゃがアリゴが嫌いだと言うのですか? 」
友人H― 「いや、ふつうにアレはそれほど旨くなくない?じゃがりこそのまま食っても同じ旨さだよね。 」
私― 『でも、まず作って食べてみようともおもってなかったですよね?』
友人H― 「答え:流行りものが嫌い 」
友人H― 「基本的に 流行りものは普通に乗ったら負け。バカにするために研究するか無視するという生活様式が身に付いてるからね。 」
私― (いいアイデア過ぎて嫉妬してるのかな?)
『もし、じゃがアリゴを自分が先に思いついたとしても、 じゃがアリゴを素晴らしいアイデア料理として認めない姿勢を貫くの?』
友人H― うーん、例えば岡崎体育の曲とかは普通に「あっ!俺が先にやりたかった!」って嫉妬するけど、別にじゃがアリゴは何とも思わないな。思いつかないだろうし思いついても特に広めようとはならない気がする
どうやら友人Hは、
【じゃがアリゴはじゃがりこと同じ旨さだと本気で思ってるし、流行りだから嫌い】と思っているようだった。
・・・・推測が外れてしまった。
友人Hは じゃがアリゴが美味しすぎて誰にも譲りたくなく、唾をつけたのではないのだ。
じゃあ、あの時なんで唾をつけたんだ!怒
だれも、あんたの食べさし食べれないよ…
このミステリー難しいぞ…
彼の口元が緩くて涎を垂らしてしまっただけなのか?!
・・・・これは未解決事件ですね。
そんな口元が緩い友人Hが企画した『伏線回収パーティー』に先日、参加してきました。参加者は、あらかじめ考えておいた伏線を持ち寄り、パーティ開始1時間は普通を装いながら伏線を張り、その後 みんなで種明かしをするというもの。
私の伏線と種明かしも記事内にあります。
読んでみてね。
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じゃがアリゴ考案者:料理研究家リュウジさん