目次
「僕ってイケメンですか?」
人懐こい顔で、唐突に質問してきた男性は
100匹以上の蟻を飼っている。🐜
取材開始早々
(こいつは やべぇーぞ。)
ほそかわの危険人物センサーランプが点滅した……
自分でナルシストと言ってしまうニッチさんは、たいていの人が初めて会うと「イケメンですね!」って反応してくれるのに、ほそかわが全く反応しなかったので「あれ?俺ってかっこよくないのかな?」と不安になったらしい。
(イケメンとかの前にお前の変な部分に目が行き過ぎるんだよ!)
ついでに、ややこさんの変エピソードとしてもう一つ。
最近買ったカメラの性能を褒めて欲しかったみたいで、いろんな写真が送られてきたのですが、被写体のチョイスが気になりすぎてカメラの性能の良さが全然伝わってこないよね。
(あぁ、モテないだろうなこの人…)
今回のニッチさんは?
🐜アリリストと名乗る【ややこさん】!
自分で蟻の巣を作って自宅で蟻を観察しているややこさんは、承認欲求が溢れ出て仕方がない21歳の男性。
ややこさんマジ承認欲求の塊だから、みんな気をつけて!!
「褒めて!ほめて!」ってせびってくる!!!!
小さなころから昆虫が大好きだったややこ少年は、今から2年前のこと、カブトムシにあげたゼリーに群がっていた蟻に対して興味を持ち、そこから蟻にどっぷりハマった蟻大好きニッチさんです。
蟻は大好きだが、飼いながら研究してるタイプ
ややこさんに蟻について1聞くと、10返ってくるので、アリの豊富な知識の持ち主であることはたしか。
しかし、ほそかわは、ややこさんの蟻のエサ置き場にチョコレートを置いているのを発見した。
『蟻ってチョコレート嫌いですよね?』とたずねると「え?そうなの?知らなかった!!」と思わぬ返答が。
(んん???蟻がチョコレート嫌いなの有名じゃね?!)
ほそかわは耳を疑った。
これについて、ややこさんは、
蟻を飼っている人たちの集まりに参加したり、ネットで情報を得たりしているが、基本的に飼いながら【蟻さんってどんな生き物なのか】自分の目で確かめて研究するタイプ。
だと語っていた。
(なるほど。こういう人のほうが、今までの固定概念を覆す発見をしちゃうんじゃないかな?)なんてほそかわは思ってみたりした…
実は、ややこさんの【あまり先行研究書を読まない】って良い飼い方なのかもしれない。
ほそかわが驚いた蟻のおもろい話
ここで、ほそかわがややこさんに聞いた蟻の雑学をご紹介!!
公園で蟻を見かけたときに、アリに対する雑学をスラスラ喋れたらカッコイイとほそかわは思うので、みんな読んでみて!
(注意:日本だけでも蟻は300種ほどいるのであくまで一般的な蟻の豆知識として)
ややこさんの普段の姿はサラリーマンなのですが、
Twitter・YouTube・ブログなど様々なツールを使い、蟻の魅力を発信しています。
行動力ぱねぇ。
ここまで、読んで蟻についてもっと詳しく知りたいな!って思った方は、ややこさんのブログ読んでみてほしい。もっと蟻について知れます。
・ややこ@アリリスト | |
ブログ | ・http://yayakoyako.com/ |
YouTube | ・ややこアリリストちゃんねる |
全部くまなくチェックさせてもらったのですが、全てにおいてクオリティ高い。
ブログはまだ運用してから2カ月だったり、YouTubeの方はまだ2投稿しかしてないんですけど、ベテランじみてるんだよな。
最初からなんでも器用にできるタイプだと思う。
あ、待って!すっごい褒めちゃったわ!!!
今すっごいニヤニヤしてんだろなぁ。うぜぇ
マジあんまり褒めたくないんだけど、
(手間かかってんだろなぁ、)って思わずにはいられないブログ記事の内容とか動画編集技術にびっくりするんだよね。
―― 実際は、ほんとうに試行錯誤しながら頑張っているのだそう。
今回の企画。
【公園でややこさんが蟻を捕獲する様子を観察する!】っていうのが、最初の企画でした。
公園で吸虫管という道具を使って、アリを吸いながら捕獲する様を撮影できたら、さぞ面白いだろうとおもいません?
これが吸虫管 ↓
しかし!!取材日のお天気がよろしくなく、
ややこさんに【アリの巣作りを教えてもらう!】という企画に急遽変更!
ほそかわは、蟻を飼ったことはあるんやけど、蟻の巣を作るのは初めてだったし、、、
人工アリの巣とか超おもしろそうじゃん?
ほそかわ結果的に天才企画思いついちゃったんじゃね?
みんな褒めて!!!
(ほそかわも褒めてほしいタイプ。)
【アリの巣作りを教えてもらう!】
人の手で蟻の巣を作るのって、えげつなくおもろい。
あのね、ばちばちに蟻の巣作りが面白くて取材そっちのけで作業に没頭。
みんなにもこの楽しさを共有したい。
ちなみにややこさんもアリの巣作りがめっちゃ好きらしい。
耳かきが好きな人とかニキビ潰すのが好きな人はハマっちゃうかも。
🐜石膏アリの巣作りに必要なもの
ややこさんが、材料揃えてくれてて、感謝。
汚れちゃうかもなので、新聞紙やチラシを広げて作業するといいかも。
石膏はネットで400円で調達したらしい。やっすい!!
材料はほぼ100均で調達できるので、アリを飼うのって、お財布にやさしくてGOOD。
はじめてペットを飼う人はアリから挑戦するのがおすすめやと思いました。
🐜―アリの巣の作り方(ややこ流)―
①まずどんな巣にするのかデザインします。
▶今回事前にややこさんが【Nicheっち、】のためにアリの巣を作ってくれていたので、その写真を使いながら説明していこうと思います。
通路が全部繋がらないとアリさんが住めないので、一筆書き?一本線のデザインを描かないといけない。これが意外に難しい。(下の写真はややこさんがデザインした巣のデザイン。)
②デザインに沿って、油粘土をケースの側面に張り付けていく。
▶このときカッターで粘土の断面を平らにしておくと、ケースにはりつきやすい。
▶油粘土貼り付け終了
③水で溶いた石膏をケースに流し込み、ケースを横に倒し、石膏が固まるまで2時間くらい放置。
▶ケースを横に倒したときに、石膏が漏れないようにマスキングテープで蓋周りを固定しておく。
④石膏が固まったら、ケースから取り外し、中に詰めてた油粘土を取り出す。
⑤彫刻刀を使い、表面を綺麗にする。
▶表面がぼこぼこだと蟻が、ゴミを詰めてしまうらしい。
(ほそかわだけじゃなく、アシスタントのいけじさんもバリ取りにハマる)
⑥洗う→穴開ける→広げる/石膏巣も穴開ける
⑦石膏巣を固定したのち、チューブを取り付け、エサ置き場と合体すれば完成
どうですか!!!!!???
むっちゃワクワク♪しません?
ほんと作るの楽しかった。
ややこさん、アリの巣作り教室開催したらいいのに。
蟻の巣作りがたのしくて
ほそかわも女王蟻見つけて飼おうって思った。
企画②蟻にエサをあげよう
ややこさんに、「これって蟻はたべるのかな?」って食べ物を持ってきて!!と宿題を出されていたので、
ほそかわは、【きくらげ】を持っていきました!!
食べるかな?
きくらげはキノコです。
なんとなくアリがキノコを食べているところ見たことなくないですか?そもそも蟻が何食べてるのか日常で気にしたことなかった。
「キノコを育てて食べるハキリアリとかいるけど、、、食べるかなぁ?」とややこさん。
あと、ほそかわの食べ物チョイスがニッチすぎて爆笑していた。(笑いのツボ浅すぎん?)
結果発表~~
蟻はキクラゲを食べませんでした。
🐜他にも、実験をしました
マクドナ〇ドのエビカツバーガーの海老 | 食べた |
マクドナ〇ドのポテト | 残す |
きくらげ | 食べない |
ほそかわが拾ったダンゴムシ | 食べる(一番人気) |
ややこさん曰く、アリって同じエサあげ続けたら飽きるらしい。人間かよ!
「自分でこの栄養が足りてないって分かるんじゃないかな?」とのこと。
蟻って凄い。
🐜ややこの飼っている蟻さん
ややこさんは現在、自宅に8コロニー、実家に5コロニーを置いているのだそう。
(コロニーは、1つの蟻の集団のこと。)
女王蟻だけ名前をつけているらしい。
※northちゃん死亡/しかしコロニーは残っている/女王蟻northちゃんのいなくなったコロニーはやがて絶滅するだろう(卵が産まれないから)…とややこ氏
🐜ややこのアリと戯れる。
与えられたエサをつついたり、たまごや蛹を移動させたりしていると【蟻が可愛くなってきた!!】と虫嫌いのいけじさんが呟く、、、。
ややこ「触ってみます?」
いけじ『はい』
ややこさんが吸虫管で巣から取り出した蟻を、いけじさんの指に載せる。
すると、、、、
吸ったーーかわいいーーーーー!!!
ちゃっかりアリの可愛さにハマる私たち。
なんか人間ぽくて、観察してて飽きないっていうややこさんの気持ち分かる。
蟻とややこ氏のまさかの共通点?!
仕事を分担して集団で生きるアリ、仕事をさぼるアリ、お片付けしないアリ。
アリを見ていると、人間社会との共通点に気づかされる。
アリと人間で、少し違うなぁ~ってほそかわが思うのは、
アリのサナギは成虫並みにデカい。(女王蟻を除く)
危険を察知したら、働きアリは自分と同じくらいの大きさのサナギや幼虫を担いで、巣の中を移動したりするのも不思議だし、こんなぷっくりしたサナギや幼虫から、スマートな蟻が出てくるのも蟻の不思議だ。
しかし、人間界にも蟻のように幼少期から劇的な変化を遂げた人物が存在!
はい、ややこさんです。
こんな面白いネタ、もっと早くに言って欲しかった。
めちゃくちゃ笑ったよね。
【🌸ほんとに良く成長したね。🌸】
ほそかわは、全力の笑顔でややこさんを褒めました。
(^_-)-☆
おしまい
載せきれなかった ややこさんの素敵な蟻写真をInstagramに載せてます! ↓