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「実家が全焼したサノ」さん とは?

実家が全焼したサノさん
誕生日1989年5月18日 (31歳)
仕事 広告会社(営業)
「実家が全焼したサノ」というTwitterのフォロワーが約6万人もいる方をご存知でしょうか?

しかも、Twitterを始めて1年でこのフォロワー数です。
別にサノさんが100万円ばらまき企画をしたわけでもなく、「当たり前のことじゃない?」みたいな有益情報をツイートしてフォロワー数を稼いでいるわけではありません。

彼は普段どういうツイートをしているのでしょうか?


家庭環境が複雑すぎるサノさん

そう、実家が全焼したサノさんは切ないエピソードをツイートすることでたくさんのフォロワーを獲得した方なのです。

ちなみに、「実家が全焼した」というのは本当で、サノさんが小学生のとき実家が燃えたみたいです。
切ないで済ましていい話なのか分かりません。
詳しくはコチラのnoteをご覧ください↓
サノさんの身の回りに起きていることは、「どうしたらこんなことになるの?」の連続です。どうやら普通の人が100回くらい人生繰り返さないと経験しえない出来事がサノさんには頻繁に起こるようなのです。
まだ「実家が全焼したサノ」さんを知らないって方がいたら、是非サノさんのTwitterを覗いてみてほしいです。
サノさんのTwitter
全て実話なのか?
疑うのはダメなことだと分かってるんですけど、サノさんのエピソードがぶっ飛びすぎて、おもわず「嘘なんじゃないか?」と疑ってしまいます。
例えば、
○100キロマラソンをしてみた話

24時間テレビの感動に疑問を持ち、自分も実際に100キロ走ってみるという考えにどうやったらなるのでしょうか?
○大阪から東京までママチャリを漕いだ話

○ペットボトルのいかだで川を渡ろうとした話

○東日本大震災のときボランティアに行った話

はたして本当に全部実話なのでしょうか?
私が注目したのは、このぶっ飛んだことは、ぜーんぶ、「友達」と一緒にしたと本に書いています。そうなると、サノさんの周りには常に変な類友がいるということになります。そんなにずっとずっとサノさんの考えた変な企画を一緒にやってくれる友人が集まりますかね??
ちなみにどの話も、今年5月にサノさんが出版した「実家が全焼したらインフルエンサーになりました」に載っている切なオモロイ話となります。
サノさんが本を出版したなら 当然その友達も読んでいるはずだし、
友達からサノさんの話が聞けたなら、サノさんの突拍子もない話は全て本当だったんだと納得できます。ということで、サノさんに友達が本当にいるのか確認しその友達にサノさんについて聞いてみることにしました。
一緒に変なことしてくれる友達も相当変わってるとおもうのですが、サノさんの周りにはいつも変な企画に賛同してくれる友達が集まってくるんですか?

実は…上で紹介されたエピソードに出てくる「僕の友人」って、同じ人物なんです。阪神ファンの…
ええ?!そうなんですか?
100キロマラソン挑戦したり、大阪から東京までママチャリ漕いだり サノさんと同じくらい変な経験があるってことじゃないですか?
その友達は一体どんな人なんですか?サノさんと同じくめっちゃ変わってそう!
「マー君」と言います。
僕は自分で「普通の人」だと思ってるんですが、マー君こそ「天然で変わっている人」だと思います。
大学の同級生で、企画するのは毎回僕からですが、彼から人生で一度もノーと言われたことがないので、何かする時はまず「マー君」を誘うようにしていました。
・・・・。いや、サノさんは普通の人じゃないでしょう。
それにしても、「マー君」どんだけイエスマンなの?!断るという文字がマー君の辞書にはないのかな…
「友達」にサノさんのことを聞いてみた
==数日後、マー君からサノさんについての文章が送られてきました==
(めっちゃ変わっている人かな?)と予想していたのですが、真面目にかなり長文でサノさんとのエピソードを綴ってくれました。
ありがとうございます。
結論:サノさんのエピソードは全て本当だった!!!
せっかくなのでマー君サイドの体験談を載せておきます。笑えます。
※もし、サノさんの本を買った人がいたら、マー君サイドからの体験談と照らし合わせて読んでみてください。より、本を楽しめると思います(マー君原文まま)





すごく、いい友達ですね!
マー君とは今でも会うんですか?
いえ、僕が東京に出てきてから3年くらい会っていません。連絡もしないですし…。
ええぇ!?

人より切ない体験が多すぎる理由は
サノさん、不幸というか、(不幸を面白く公表していますが)なんでこんなに切ない体験が自分に起こると思いますか?
切ない体験の多くは、家庭環境に原因があったと思います。
ドッグフードを食べたり、母が蒸発したり、父が自殺したりしたのは、僕が選択したものではなく、そういう家庭だったからです。
ただ、子供のころからある程度切ない体験の「場数」を踏んでいたおかけで、ある程度切ないことへの耐性はつきました。
なるほど、耐性が!
だから、切ない結果になりそうで、多くの人が躊躇するような選択肢も、僕は躊躇なく選べます。
その結果、人よりも切ない体験が多くなってしまっている側面もあると思います。
そうですよね。
100キロマラソンもペットボトル船を作ったのもサノさんトリガーですよね。

フムフム…。
つまり、面白い体験がしたい人は、何事にも躊躇せずに挑戦していけ!ということですか?
そうですね。とにかくたくさん行動することだと思います。
単純に算数の問題ですが、普段の3倍行動すれば、おもしろい体験の数も3倍に増えます。
サノさんの「おもしろい」の定義とは?
サノさんの切ない話って、「不幸話」と捉えることもできるじゃないですか?
そうですね。
たまに言われます。

それを、「おもしろい話」として魅せることができるってすごいことだと思うんです。
不幸な話を【切ないけど面白い話】として昇華するにはサノさんの独自の面白いの定義があるような気がするのですが…?
僕はお笑いのプロでは無いので、面白さについて何か知見があるわけではありません。ただ、「面白さ」とは、常識との乖離にあると思っています。
よくお笑い番組などでツッコミの方が「なんでやねん」と言いますが、あれは何か常識的に考えておかしなことがあるから「なんでやねん」とつっこむわけですよね。
はい。
常識との乖離とは、「多すぎる」「怖すぎる」など、何かが過剰になっている場合と、「言葉が足りない」「服を着ない」など、不足している場合があると思います。
ふむふむ。
僕の場合は、
誰かに笑ってもらえるときは大抵、「お金がない」「希望がない」など、不足で笑ってもらうことが多いですけどね!

すごく勉強になりました。
面白いツイートとか、話ってどうやってするんだろう?と悩んでいる人もたくさんいると思うので参考になるんじゃないでしょうか?
サノさんがSNSや本で切ない話を発信する理由
どうにもできない切ない出来事が起こったときの対処法が分からず悩んでいる人に笑ってほしいからです。
僕は人より切ない体験や過去がありますが、それを乗り越えて今を生きています。
SNSや本で積極的に僕の切ない話をすることで、クスッと笑ってもらえたり、「切ない出来事をサノはこう乗り超えたんだ」と誰かのヒントになれたらいいなと思ったので赤裸々に話していこうと思いました。
(めっちゃ素晴らしい人じゃないですか…)
おわりに…「切ない人」ならではの悩み
Twitterでバズると、女の子から自撮り写真とかメッセージとか送られてきそう…
というかそういう話聞いたことあるんですけど、サノさんもやっぱり送られてくるんですか?
送られてきますよ!!
ええ!!やっぱりあるんだ!!!
あ、いやぁ、女の子の自撮りではなくて、
「私の切ない体験談を聞いてください」という長文メッセージです(笑)
いや、切なっ!!!!
面白い話に昇華しきれてない、本当に切ないエピソードが送られてきます…。
切なくなります…
いいですね〜。
切ない話がひたすら送られてくる稀有な人だ。
ニッチです!!
取材が終わり「今日はありがとうごさいました。」と深々と頭を下げるサノさんがzoomの画質の粗さも相まって真っ黒の怖い映像になっていたのが印象的でした。

実家が全焼したサノさんのTwitter
サノさんの処女作:「実家が全焼したらインフルエンサーになりました」 好評発売中
ライター:ニッチほそかわ
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